Nearly all of us have a deep rooted wish for peace–peace on earth. But we shall never attain the true peace until we recognize the place of animals in the scheme of things and treat them accordingly.
Tomori Nagamoto’s solo exhibition WILDLIFE will be held at Aoya Washi Studio, Tottori from September 16th to November 26th, 2017. This exhibition will mark his second major show in Japan, and an opening talk with a hunter in modern society, Shinya Senmatsu will be held on September 16th from 2pm.
Hours: 9 am to 5 pm except Mondays
Place: Aoya Washi Studio, Tottori Japan
永本冬森氏が、因州和紙にボールペンを使って様々な動物たちの姿を描いた作品展。平成28年度に「花」をテーマに開催したボールペンアート展の第2章として、「鳥と野生動物」をテーマとしたボールペンアートの作品を展示。作家と地元の和紙業者や因州青谷こうぞ紙手すき和紙保存会とのコラボレーションにより、因州和紙の可能性の開拓を図るとともに、因州和紙の魅力を発信してい く。
“理想をいえば、人間だって自然環境と親しく共存したいと考えている。野山を美しく保ちたいし、野生の動物はなるべくそのまま手つかずにしておきたい。しかし、それは同時に何を保護して、何を保護しないか?という選択権を人間がもつということも意味していて、果たしてそれが共存と呼べるものなのだろうか?
その答えを僕は持っていない。もちろん。ただ、そんなことが絵を描いてる最中ずっと頭の中をグルグルまわっていた” ー永本冬森
日 時 9月16日(土) 午後2時~
会 場 鳥取市あおや和紙工房 多目的ホール
参加料 企画展観覧料
定 員 80名
出 演 千松信也氏(猟師・作家)、永本冬森氏(現代美術家)
内 容 永本冬森氏が本展のインスピレーションとなった野生動物に対する人間と自然環境が与える影響について、猟師・作家の千松真也氏と対話する。
【千松信也プロフィール】
猟師。1974年兵庫生まれ、現在京都在住。2001年に甲種狩猟免許(現わな・網免許)取得。鉄砲は持ってない。2008年に『ぼくは猟師になった』(現在、新潮文庫)を出版し、狩猟ブームの先駆けとなる。 2015年リトルモア社から2冊目になる『けもの道の歩き方-猟師が見つめる日本の自然』を出版。
内 容 永本冬森氏の指導により、因州和紙の葉書にボールペンで動物を描く。
日 時 10月22日(日)午前10時30分~/午後1時30分~
会 場 鳥取市あおや和紙工房 多目的ホール
参加料 100円
定 員 各回15名
講 師 永本冬森氏(現代美術家)
日 時 11月11日(土) 午後1時30分~
12日(日) 午前10時30分~
会 場 鳥取市あおや和紙工房 多目的ホール
参加料 企画展観覧料
定 員 60名
出 演 管啓次郎氏(詩人・比較文学者)、永本冬森氏(現代美術家)
内 容 オランダで70万人を動員した奇跡の自然保護区を追った、地球再生のドキュメンタリー映画上映会。野生では絶滅した動物種を再び野に放つことで、その土地の生態系を復元しようとする「リワイルディング(再野生化)」を成功させたオランダの自然保護区を取材し、そこで暮らす動物たちの1年間を美しい映像でつづった物語。
※上映後、当作品の字幕翻訳を担当した管啓次郎氏(作家・詩人)と永本冬森氏の対談と展示解説を行う。
【管啓次郎プロフィール】1958年生まれ。詩人、比較文学者。明治大学理工学部教授。ASLE-Japan/文学・環境学会代表。著書として『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(以上、河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』(左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、詩集『Agend’Ars』4部作など。