ABOUT

Known for his large-scale ball-point pen drawings of human figures, a contemporary artist, Tomori Nagamoto AKA tomolennon denotes urban isolation of individuals. The lines, which flow through repetitive motion, capture the essence of an individual’s fragile state. Through determination and control of his work, Nagamoto expresses the combination of the abstract mind with high realism drawings.

Nagamoto was born in Japan and established his artistic career in Canada. He was presented with the “Best Artist” – award from NOW Magazine in 2002 and EYE Magazine in 2003 as the best local visual artist of the year. He is best known for stylized and idealized figurative portraits of dreaming girls, a series of painting entitled “Sleeping Beauty”. In his latest installation work entitled Sakura, which had its successful premiered at UpART contemporary art fair 2009 in Toronto.

Over the past 12 years, Nagamoto’s works has been exhibited and published internationally. His work has been featured in books, magazines and other media including Matthew Fox’s “Cities of weather”(Cormorant Books), TV drama “Metropia”(Rogers OMNI), Bravo television’s Star Portraits series in 2010.

Tomori Nagamoto was born in Japan and now lives in New York, Toronto and Japan.
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北海道出身。1999年よりカナダ、トロントを拠点にアーティスト活動を開始。ボールペンで描く巨大なセレブリティの肖像画など、現代の消費社会を風刺するコンセプチャルな作風が注目され、アート専門誌『アートフォーカス』主催のコンペティションでアワードを受賞(’00)。トロントの二大情報誌『NOW』(’02)、『EYE』(’03)にて “年間最優秀アーティスト賞”に輝くなど、コンテンポラリー・アーティストとしてカナダ国内において高い評価を得る。
その活動は、アートの枠を越えてファッションや音楽界にも広がり、個展「Sleeping Beauty (’07)」では服飾デザイナーとのコラボレーションによるファッションショーを開催、スターバックス・カナダ社や資生堂への作品提供、またジョニ・ミッチェルやロン・セクスミス、リサ・ローブなどのミュージシャンとのコラボレーションや、ジャケットデザイン、PV撮影に至るまで様々なメディアを駆使したヴィジュアルワークを展開している。
また英文による俳句とドローイングをミックスした「Hitch-Haiku(’08)」展を新機軸に詩人としての活動も本格化させ、自費出版した詩画集「Bittersweet Hotel (’10)」をアートフェア等一部の限定販売で1,000セットを完売し話題となる。その後もトロント市主催のアートフェア『Nuit Blanche(’12)』にて、地元の人々311名の肖像画と座右の銘を描く 「Life Lessons (’12)」プロジェクトを実施。 同名のコラムが地元紙に連載されるなど、執筆活動も盛んに行っている。

2015年、日本での活動を開始。歌手・山崎まさよしのデヴュー20周年を記念した『音のない山崎まさよし』展(蔦屋書店・大阪/湘南)や、城崎温泉での個展『温泉と名言』を開催。その制作風景を4ヶ月密着したドキュメンタリー映画『城崎にてアート』が公開され話題となる。カナダ時代の作品を集めた初作品集『CA』刊行。日本での活動を記録したドキュメンタリー映画『Kinosaki Days』が公開され、ミラノ国際映画祭(’19)、ロンドン国際映画監督祭(’20)の長編外国語ドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞する。

現在は山陰地方を拠点に、伝統的な手漉き和紙や建具の職人たちの協力のもと制作をつづけており、兵庫県の温泉寺(城崎)や鳥取の吉祥院(倉吉)に特注の襖絵や涅槃図を奉納するなど、寺院での発表も活発に行っている。

略歴:

2022 年

ー ラジオ出演「平田オリザの舞台は但馬」ラジオ関西 1/20
ー NHKニュース「深ボリとっとり」5/19
ー 芸術祭「マチコトバ -道後オンセナート2022」参加 道後温泉(愛媛)
ー 展示「因州和紙合同展」小津和紙(東京)
ー 読売新聞「因州和紙と気鋭の芸術家コラボ展」 12/21
ー 雑誌「とっとりNOW」第136号 12/1

2021 年

ー 個展『Moontales-月下の物語』あおや和紙工房(鳥取)
ー 松本紀子『Dream』出版記念トークイベント ゲスト出演(岡山)
ー 滞在制作「道後オンセナートCreative Stay」道後温泉(愛媛)
ー インタビュー『月刊住職』2021年1月号

2020 年

ー 奉納/一般公開『Nirvana -涅槃図』吉祥院(鳥取)
ー 日本海テレビ「News Every」放送 2/18
ー 個展「1925ワンダーパーク」(豊岡)
ー 読売新聞2/17号「巨大涅槃図細密に描く」
ー 朝日新聞2/17号「ボールペン涅槃図現代映す」
ー オランダ全国紙Volkskrantの表紙イラスト担当(ブライアン・メイ)
ー アートフェア『豊岡アートデイズ』参加(豊岡)
ー 『永本冬森ドキュメンタリーKinosaki Days』上映会開催(6日間)豊岡劇場(豊岡)
ー 日本海新聞4/11号「永本冬森ドキュメンタリー上映」
ー 神戸新聞4/3号「豊岡アートデイズ」
ー 毎日新聞4/3号「豊岡アートデイズ」
ー オンラインエキシビション「STAY HOME展」参加
ー グループ展「The Paper展」参加(東京)

2019 年

ー 個展『Wanderlust -山陰の風を旅する』あおや和紙工房(鳥取)
ー オープニング対談:永本冬森 X 渡邉格(タルマーリー代表)トーク
ー ドローイングワークショップ あおや和紙工房(鳥取)
ー 壁画制作「Sevendays Cafe」(鳥取)
ー 個展『From My Cabinet』Rana+Fuku(豊岡)
ー ミラノ国際映画祭『永本冬森ドキュメンタリーKinosaki Days』最優秀編集賞受賞(イタリア)
ー ロンドン国際映画監督祭『永本冬森ドキュメンタリーKinosaki Days』最優秀撮影賞受賞(イギリス)

2018 年

ー グループ展 「川の風祭り2018」アート展(兵庫県竹野)に参加
ー 壁画制作 倉吉フィギュアミュージアム(2階)
ー 特別展『音のない山崎まさよし〜MADE IN 倉吉』未来中心アトリウム(鳥取)

ー ニュースEVERY日本海「ボールペンがつなぐ縁」(3/26)放送
ー エッセイ/山崎まさよし展へ向けて 日本海新聞2/24号
ー 日本海新聞2/28号
ー インタビュー「RASHIN」パイロットコーポレーション機関紙

2017 年

ー 個展『ワイルドライフ〜鳥と野生動物』あおや和紙工房(鳥取)
ー オープニング対談:永本冬森 X 千松信也(猟師・作家)トーク
— トーク『誰もみたことのない景色』X管啓次郎X中村絵美 鳥の杜(鳥取)
— 映画『リワイルディング』トークX管啓次郎 あおや和紙工房(鳥取)
ー ポエトリーリーディング 鳥の杜(鳥取)
ー ドローイングワークショップ あおや和紙工房(鳥取)
ー ニュースEVERY日本海(9/27)放送
ー 日本海新聞9/18号
ー カンヌ映画祭『Broers』ヴィジュアルワーク担当
— 「川の風祭り」アート展(兵庫県竹野)に参加
ー 永本冬森 X 林直樹トークセッション「地域とアートとビジネスと、その先について」(鳥取)
ー 日本海新聞「永本冬森〜アートの考え方を経営に」4月5日号記事
ー オランダ全国紙Volkskrant別冊『V』表紙カバー(Ed Sheeran)担当
ー オランダ全国紙Volkskrant『ディック・ブルーナ追悼号』アートワーク担当
ー 壁画制作(『CHITOSE-千年』倉吉)

2016 年

ー 明倫AIR×関金AIRアーティストトーク出演
「温泉と名言2」を三朝温泉(鳥取)にて開催
ー 温泉と名言スタンプラリー開催
ー 河原風呂(三朝温泉)にてドキュメンタリー映画「線と詩」上映
「コウノトリ五人展」に参加(兵庫県豊岡)
「川の風祭り」アート展(兵庫県竹野)に参加
— 個展「wallflower」開催(鳥取県青谷)
ー NHK「いちおしNEWSとっとり」にて特集
— NTV系「ニュースEvery」にて特集
ー いなばぴょんぴょんネット(鳥取) にて特集
— 米子DARAZ FM局「Lunch Time Cafe」に出演
— グループ展「Cat Art」参加(蔦屋書店、大阪)

2015 年

— ドキュメンタリー映画「城崎にてアート」上映会(城崎・温泉寺)
— NTV系「ZEROヒューマン」(『ニュースZERO』内コーナー)出演
— 「音のない山崎まさよし –LYRIC IS POEM」展を蔦屋書店(湘南T−SITE)にて開催
— ブックディレクター幅允孝さんと対談 蔦屋書店(湘南T−SITE)
— NTV系「ニュースEvery」にて特集
— 作品集出版記念展「CA」を蔦屋書店(湘南T-SITE)にて開催
— ドキュメンタリー映画「城崎にてアート」上映会(湘南T−SITE)
— 「音のない山崎まさよし –LYRIC IS POEM」展を蔦屋書店(大阪)にて開催
— トーク&ライブペインティングat大阪ステーションシネマ(ゲスト:山崎まさよし、谷川俊太郎)
— ドキュメンタリー映画「城崎にてアート」上映会(大阪・蔦屋書店、兵庫・豊岡劇場)
— 「川の風祭り」アート展(兵庫県竹野)に参加
— NHK山陰「ニュースピック」にて特集
— NTV系「ニュースEvery」にて特集
— ドキュメンタリー映画「城崎にてアート」試写会(鳥取)
— 鳥取県倉吉市の河北小学校にてレクチャー
— 城崎文芸館にて(城崎で制作した全ての)作品を展示(現在も展示公開中)
— オランダ全国紙Volkskrantの別冊『V』表紙担当
— カナダのミュージシャンGeorge Kollerのアルバム「Secret Space Program」カバー担当
— 連作襖絵「七湯七句景」を温泉寺に奉納
— 元Blood Sweat & TearsのボーカルDCTのニューアルバム「Combo」カバー担当(全米発売)
— 兵庫県城崎に滞在し個展「温泉と名言」を開催/ オープニングにて中貝豊岡市長と対談
— アメリカのシンガーMichelle Walkerのニューアルバムカバー担当

2014 年

— 鳥取県倉吉市の上灘小学校、河北中学校にてレクチャー
— 鳥取県にて移動式アートプロジェクト「Sunarbucks」を展開
— リサ・ローブ東京公演オフィシャル撮影監督
— ロックバンドKC Roberts & the Revolusionsのニューアルバムカバー担当(カドカワより日本発売)
— ミュージシャンJames Bruce Mooreニューシングル「Soul’s Journey Home」PV監督
— ミュージシャンHISAKAのPV「Water is wide」監督
— コンピレーションアルバム「You’ve Got a Friend: A Tribute to Joshua Wolff」アルバムカバー担当
— ミュージシャンFern Lindzonのシングル「Jazz at the bookstore」PV監督
— トロントのスターバックスにて「Sweet Capital」展を開催

(2013年より以前の略歴は英語版をご覧ください